【介護】実家の片づけ問題に直面して自分のモノを捨てる
誰も住まなくなった実家
母が介護施設に入所したときからいつかはやってくるとわかっていたこの問題。結局他界するまで放置していました。意思表示ができなくなっていたので、売るに売れなかったですし。両親ともにいなくなると、急に現実問題として浮上してきました。売る?貸す?自分で住む?いずれにしても、ほぼいらないものばかりの家の中を片づけなくてはならないわけです。遠くにいる弟はノータッチなので、私一人で何とかしないといけない。トホホ。
洋服類は全部処分。食器も全部処分。本も全部処分。GW中に粗大ごみの日があって、助かりました。骨董品っぽいものは価値がさっぱり分からず、どうしようか思案中です。ゴミで捨てる前に、引き取り業者さんを呼んでみようかとか。価値があるものかどうかを教えておいてもらえばよかった。
残されて困るもの
そもそも物がありすぎるのは困ります。特に本や食器は重たいので、運ぶのに一苦労です。洋服や鞄、靴もゴミ袋に入れると相当な数になりました。何往復すればいいのやら。長い連休のおかげでかなり処分が進み、残っているのは大型家具・家電と、価値のわからない掛け軸やら置物、着物くらいになってきました。
残されて困るものベスト5
- 仏壇、神棚。仏壇はご供養仕舞い専門業者に依頼して、魂抜きをしてもらってから処分です。神棚は神社で神棚処分のための祈祷を受けて、処分となります。
- 写真、アルバム。両親の若い頃の写真ははっきり言って不要です。が、捨てるのは忍びなくてどうしたものか。
- 宝石、貴金属。趣味が違うので、使い道がないですね。高かったのかどうかも不明。ブランド品でなければ売っても二束三文かなと。
- 置物、掛け軸。同じく趣味が違うので、使い道がありません。実はお宝で、売ってびっくりしたいものです。日本人形やはく製なんか残されたら、これは供養しないと捨てられないですね。
- 着物。私は着物を着る人なので大丈夫ですけど、同世代の人たちで着物を着る人は少数派です。これこそ価値がわからなくて困るでしょうね。
生前処分のすすめ
という感じで、家を処分する前段階で立ち往生しています。自治体によってはゴミ袋が有料ですよね。買うのも捨てるのも有料なのだから、ミニマリストとは言わないまでも余計なものは買わないに限ります。あまり物欲がないといわれる若い世代は、無駄がなくて、見習う必要がありそうです。
広い家に引っ越したら収納スペースが増えるのにと思っていた考えを改め、今あるものを処分して家を広く使うことに方針転換です。実家の片づけと並行して自分の家のものも処分を始めたのですが、ゴミ袋を4つ5つだしたところで全然減った気がしません。道のりは果てしなく遠いです。
人に何かプレゼントするときは、消費してなくなるものがきっと喜ばれます。残るものの場合は、これからは何が欲しいか聞くことにしようと思うのでした。自分では買わない、高級なお茶や食材をもらうと嬉しいですよね。お土産を買う時にも消えもの志向に転換です。