【介護】認知症にならないように脳トレに励んでもらう
認知予防のトレーニング
自分や子どものことでいっぱいで、親のことなんか考える余裕はないという方が多いであろう、このブログの読者の皆さま。親にはできるだけ長く自分のことは自分でやってもらうために、適度な運動と脳トレに励んでもらいましょう。ボーッとして脳を使わなければ、退化していきます。子どものボーッとしているのとは意味が違うんです。使えば使うほどよく働くようになるものなんて、脳くらいなもんですよ。引退されたご両親が悠々自適と表裏一体のぐーたらな生活を送っているようであれば、脳トレ開始です。
脳トレに使える素材
ネットだと、無料で使える素材がたくさんあります。例えばシニアレク会館がだしているレクリエーションプリント。
http://sereha.com/file/sitemap.php
https://healthrent.duskin.jp/column/brain-training/index.html
検索すると、他にもたくさんでてきます。ご両親がパソコンに不慣れであれば、プリントアウトしてあげると紙とインク代だけですみます。それが面倒であれば、本になっているものを買うと楽です。1,000円程度で買えますから、それほど大きな出費ではありません。
無料の脳トレアプリもたくさんあります。子どもにはゲームは不要ですけど、おじいちゃんおばあちゃんには積極的に使ってもらいましょう。
Lumosity - 脳トレ(脳力結果がスコア表示)
Dot to Dot: 1000 の点つなぎ(一筆書きパズル)
Polysphere(3D パズル)
子どもが使わなくなったブロックをあげるのも手。指先と頭のトレーニングになりそうです。
あとは、CDをプレゼントするといいです。これも子どもが聴かなくなった童謡CDが大活躍!童謡ってよくできていて、音域が広くないので歌いやすいです。歌詞をすぐに思い出して、聴くだけでなく発声するため、脳の活性が進みます。ご両親が若い頃に聴いた歌手のベストアルバムをプレゼントすると喜んでくれますよ。
家の中で過ごす時間が多いと、誰ともしゃべらない日があったり、ほとんど歩かない日がでてきたりします。これはマズい。運動習慣がないにしても、外出の機会は作るように近所のカルチャー教室を調べておくといいです。公民館ではだいたいどこでも絵画やお習字、料理教室なんかをやっていますよね。
やっぱりおかしいと思ったら
親は子どもに心配をかけまいと思って元気に振る舞っていますが、いよいよ怪しいと思ったら、一人で抱え込まずに相談です!そして要介護認定の申請をしましょう。介護保険が使えると、原則1割負担でサービスが受けられます。経験上、要介護1までであれば、サポートを受けながら一人でなんとか生活できます。要介護2になると、誰かが家にいないと日常生活が難しくなります。共倒れにならないように、上手に介護サービスを使いましょう。子どもの成長とは逆に、できたことができなくなっていくのを見るのは非常に心が乱れます。介護は出口が見えないので、これもしんどいです。なので、一人で抱え込まないで。