【中学受験】塾弁プレッシャーに負けない方法
保護者の役目
そろそろ塾の新学年が始まりますね。塾に通いだした子どもをサポートするのが親の役目です。勉強を教えることは塾にお任せで大丈夫。子どもが混乱するので、中途半端に教えない方がいいかもしれません。特に算数は。では具体的に何をするのかと言えば、
- お弁当作りを含む健康管理
- 送迎
- プリント整理と進捗管理
の3つです。まずは健康管理から。
平日は16時頃学校から帰ってきて、バタバタとおやつを食べて塾に向かうことになります。6年生になると17時から21時までを塾で過ごして帰宅するのは22時くらい。途中15分程度の休憩時間にお弁当を食べます。このお弁当がいわゆる塾弁というものです。休憩時間の設定がないSAPIXでは帰宅後に夕食です。塾弁を軽く食べて、家で夜食を食べるという家庭もあります。通常、土曜日は午後から、日曜日は朝から夕方まで志望校別特訓や演習があるため、日曜日はお弁当持ちです。
塾弁作りを頑張りすぎない
大手の塾では、宅配弁当を手配してくれるところがあるので、気持ちが楽です。そのようなサービスがないところは、ほぼみんなお弁当持参ですね。小学校はどこも給食なので、お弁当作りに慣れていないと、週に4回も5回もメニューはどうしたらいのか悩むかもしれません。そんなときは、難しく考えないで3つくらいのメニューをローテーションで作ればいいのです。ちくわやきゅうり、トマトでちょっと見た目を変えるだけで十分。親が思うほど子どもは食にこだわっていません。栄養の偏りは、塾弁でない日にバランスをとればOKです。
働くママは、朝のうちにお弁当を作らなければいけないのがちょっとしんどいところ。お惣菜やパンに頼りつつ、乗り切りましょう。夏場は傷むので、酢飯にすると安心です。腐らないように汁がでないメニューを。できたお弁当は、冷蔵庫に入れておきます。自分で冷蔵庫からだして持って行くくらいはできるので大丈夫。ご飯は冷蔵庫にいれておくと固くなってしまうので、おかずだけ冷蔵庫に入れておいて、ご飯は塾に行く前に自分で詰めていってもいいかもしれません。冬場は冷蔵庫に保管しなくても傷まないですよ。
肉と野菜を焼き肉のたれで炒めるのが一番簡単です。卵焼きをいれても10分で完成。厚揚げをゴマ油と醤油で焼くのも楽ちん。ご飯の上にデーンと鮭が乗っているのもいいですね。休日にハンバーグを大量に作って冷凍しておくと、重宝します。ご飯は玄米を混ぜるとしっかり噛むことになる上に、ビタミン、ミネラル、食物繊維がとれるので、候補の一つに。2割ほど玄米にするのが違和感なく美味しく食べられます。ただ、玄米は傷みやすいので夏場は使わない方がいいです。
↓ 10分メニュー
睡眠時間を確保する
健康管理に欠かせないのが、食事に続いて睡眠時間。宿題に追われるのは間違いないのですが、寝る時間だけは遅くならないようにベッドに追い立ててください。宿題は翌日に持ち越しです。全然回っていかないようであれば、優先すべき宿題を塾の先生と相談してください。5年生で23 時、6年生で23時半就寝が許容範囲ギリギリです。長丁場なので、毎日遅いと受験まで体がもたないですからね。本当はもう少し早く寝かせたいところです。