リケジョ的教育のすすめ

京都大学工学部で学び、現在は京都大学で働く正真正銘のリケジョ。中学受験と大学受験を経験した子どもたち、一緒に研究をしている学生から得た教育の極意を伝授します。

【京大理系研究室】アメリカ滞在を楽しむの巻

電動車いすが日常にある風景

 10日間のフロリダ出張から戻ってきました。行きは16時間、帰りは18時間も飛行機の中にいて、最後は暇を持て余すくらい遠かったです。ヒューストン→成田の14時間は、機内食2回に加えて、おつまみにサンドイッチにバナナにと起きているとどんどん食糧が供給され、映画を見ながらずっと食べ続けていた感じ。

 アメリカ訪問は4回目なのですが。毎度毎度、みんなでっかいと驚きます。特に女性が。私の3倍くらいありそうな人がいっぱいいました。太り過ぎて(?)自力で歩くことができず、電動車いすで移動している人も多く見かけました。ご夫婦で電動車いすに乗ってお散歩という光景も。もはや自転車みたいな感覚なのでしょうか。

 そこまで太ってしまう原因はやはり食生活にあるはず。私が訪れたほとんどすべてのレストランでは、一日の摂取カロリー目標は2000 kcalと記載がありました。でも、メニューに載っているものは単品で1000 kcalほどあるものが大半。カロリーオーバーになることが予想されるけれど、ご自身の責任でどうぞという印象を受けました。

アメリカ滞在中の食生活

 朝食なしでホテルを手配したので、食事は自分で調達。基本的には、バナナやリンゴ、オレンジを買ってきて食べて、昼と夜の重たい食事に備えました。昔、ホームステイをしていた頃は、ホストファミリーはシリアルとミルクを出してくれていました。アメリカ人も朝は軽く食べているはずです。

 昼は、学会会場のホテルのレストランで食べたり、スタンドで販売している軽食を食べたり。サンドイッチとかラップサンド、アップルパイなど。これがまた大きいのです。しかも10~15ドルもして、食べきれないのでもったいない。現地から参加していると思われる人たちは、持参したパンをかじっていましたよ。

 夕食は、レストラン。肉とエビとポテトは十分すぎるくらい満喫です。1皿の量が多くて、何人かでシェアしないと1つでお腹がいっぱいになってしまいます。ビール飲んで1人40~50ドル。普通の夕食感覚でいると、ややお高いです。今回は外れがなくて、どこのお店でも美味しかったですけどね。チップという制度があるため、飲食費に18~20%加算して支払うことになります。

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カード社会

 現金は、30ドルほどしか使いませんでした。電車、コインランドリー、ルームキーパーのチップくらいです。レストランで数人で割り勘をする際にも、お店が伝票をわけてくれるのでそれぞれカードで支払いです。チップもカード払い。30ドルの伝票に、チップ6ドルと自分で記入してカードで払う、そんな仕組みです。スーパーでも、カード払いだと割引になる商品が多くありました。学会会場のスタンドで売っている1~2ドルのお菓子ですらカード払いです。

 タクシーも、18%~20%のチップを選択してカード払い。今回配車アプリUberを使って移動をしましたが、事前登録したカード払い。これが便利でしたね。ホテルでタクシーを呼んでもらってもなかなか来ないので、キャンセルしてUberで呼んでみたらすぐにやって来るという。大きなホテルには、UberやLiftという自分で手配する車のピックアップエリアがあって、ここ数年でとっても浸透していることがわかりました。前回訪れた時にはそんな感じではなかったので。Uberは、行き先をいれると、車のクラスと金額が表示され、選べるようになっています。遠回りして余分な金額を請求される心配がなくて安心して使えました。領収書は日本語記載のメールで届きます。ほんと便利。

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 ホテルの隣はヘリコプターツアーの発着場だったり、向かいには室内スカイダイビング体験のiFlyがあってデモンストレーションを見学したり、道端で蛇を触らせてお金をもらっているおじさんと話したりと、非日常を楽しみました。ヘリコプターツアーは25ドル、意外と安かったです。体験せず。スカイダイビングは2flightで89ドル、そんなものでしょうか。体験せず。蛇は1人3ドルで貸し出し?していました。体験せず。

 学会発表して現地の人たちと交流するというミッションはちゃんと遂行してきました。

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今日のひとこと:現金は100ドルあれば十分でした