リケジョ的教育のすすめ

京都大学工学部で学び、現在は京都大学で働く正真正銘のリケジョ。中学受験と大学受験を経験した子どもたち、一緒に研究をしている学生から得た教育の極意を伝授します。

【京大理系研究室】台風をあまく見ないで備えましょう

献血がライフワークに

 以前は献血のお願いを聞いても足が向かなかったのですが、亡き父が輸血でお世話になって以来、献血をライフワークにしようと心に決めて年に2回献血ルームに通っています。献血するのはいいけど、痛いのは嫌。わかりますわかります。私もそうでしたもん。実際、かなり太い針を刺すので刺す瞬間は痛いです。でも、血液を抜いているときはそんなに痛みは感じないですよ。

 献血をし始めたころはヘモグロビンが足りないことがあって、「患者さんのためにもしっかり栄養補給してきてください。」と言われました。他人に血液をあげて自分の体調が悪くなってはいけないので、通常の健康レベルよりも高いヘモグロビン濃度基準が設けられています。こんなところでひっかかってる場合じゃないなと美味しいものを遠慮せずに食べるようになり、ここ数年はひっかかったことはありません。子どもの残り物でいいや、と済ませることをやめました。

はたちの献血

 献血ルームを訪れる人は、30~40代くらいの人が多いように思います。時々若い人を見かけると、「おっ!」と思います。ラボの卒業生に献血マニアがいて、どこの献血ルームがいいなんて話をしていたことがありましたが、最近はいないですね。留学生のなかには、「献血?お金をもらうため?」と聞いてくる人がいました。無償のボランティアだと言ったら驚いていました。そんなこんなで私がよく献血の話をするからか、なんとムスメが自ら献血に行きましたよ。小柄で体重があまりないので、成分献血にしたそうです。成分献血は1時間くらいかかるんですよね。えらい!

 献血すると、粗品がもらえます。ジップロックをもらうとちょっと嬉しい。今回ムスメは、ノートとボールペン、ウェットティッシュをもらってきました。あ、献血ルームでは飲み物とお菓子は好きなだけもらえます。

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台風接近に備えて

 そんなムスメ、この3連休は競技かるたの試合のために北海道へでかけます。バイトでためたお金で行くので、一番安いチケットをと明日10/12(土)の最終便でとっていたんですね。1万円ちょっとで。それが、今回の台風接近に伴って、事前振替の対象になり、空きがある便どれでも手数料・差額負担なしで変更可能となりました。神様がくれた献血のご褒美かな。というわけで、北海道訪問は観光付きに変更。本日飛んでいき、まずはラーメンとパフェを食したようです。

 明日は東海から関東地方を中心に、大荒れになりそうです。昨年の台風21号のときは、我が家の周りはえらいことになりました。窓から外を見ると、未確認飛行物体がわんさか飛んでいる状態。バケツとか靴とか植木鉢が目の前を飛んでいるのが見えるんです。12階の高さで。時々大きな看板も飛んでいて怖かったです。下の方ではもっとたくさんいろんなものが飛んでいたのだと思います。台風過ぎ去った後に見た近隣の様子は。壁が剥がれて柱がむき出しになった隣の家が一番ショッキング。大木が倒れ、信号機が曲がり、マンションのエントランスドアが転がってとありえない様でした。

 窓は養生テープで飛散防止を。割れはしなかったのですが、我が家も飛んできた瓦か何かがぶつかって窓に傷がつきました。ベランダ、庭にあるものはガッチリ固定するか家の中へ。土が入っている植木鉢も、倒れて土がこぼれたら、ふわりと浮いて飛ばされていきます。びっくりするくらい簡単に。1つベランダから消えました。段ボールに入っていたペットボトルの水は、段ボールが開いてボロボロになって飛んでいき、ペットボトルの水だけが残る有り様。強風になってからでは絶対に外に出られないので、今のうちに対策。何とか無事にやり過ごしましょう。

今日のひとこと:用心のしすぎはない